VOL.2

 バリのダイビングの基本情報


バリの海は、こんな感じ。
透明度
  トランバン・アメッド・ムンジャガン・ペニダ・レンボガン・
  パダンパイは、年間を通して15〜30mの抜けは普通。
  運良く小潮の時に当たると、ペニダ・レンボガン・
  ムンジャガンでは40m以上抜ける事も。

バリは、とても豊かな海です。プランクトンが多いので魚も多い。一見抜けていないように見えて、
実は30m以上抜けていたりする。南洋というとグアムやサイパンのような、生き物の少ない
ガラスの如く透けた
無機質な海しか知らない人は、いつしか錯覚を起こしてしまう不思議の海。
周囲が明るいので、知らず知らず思っているより深く潜ってしまうこともしばしば。
カメラを持って潜る人は、ドロップなどではまめにコンピューターや深度計をチェックして。
バリのマジックは、海にもあるんだよ。

ウエットスーツ
  バリは、ハード・ソフトともサンゴが多いし、カラフルな海シダも多いので、ウエットは必需品です。
  日本から持参する場合、通常3mmウエットでも大丈夫ですが、寒さに弱い人は5mmの方が無難。
  荷物になるのがイヤだ〜、と言う方は、水温の低いところに行く場合のみ5mmのレンタルウエットを
  使用するのも手です。 東部エリアでは、スキンスーツでも平気なくらいなんですけどね。
  旅行用3mmウエットでガンバルぞ〜という場合は、
長袖ラッシュガードもあった方が◎。

マクロ探し
  初心者でも簡単にマクロな生き物が見つけられてしまうのが、バリ。
  とりあえず、ヒトデ・ナマコなど見つけたら、ひっくり返してみよう。
  裏側に3mm位の保護色のカクレエビがいる場合がほとんど。
  ウミシダも目を凝らしてみると、カクレエビやコシオリエビなどを
  発見できます。またミドリイシ系サンゴの枝の間をマメに覗くと、
  サンゴガニも見つけられます。

  初心者向け「バリでマクロダイバーになる講座」はこちら。

大物探し
  バリでは、突然大物が目の前に出現!ということが少なくありません。
  特にドロップなどでは、壁側に夢中になって後方に大物がいるのに
  気がつかない、なんてこともザラ。イントラが 「いるよ!いるよ!」と
  示しているのに気がつかないで見逃しちゃうのは残念。
  GT・バラクーダ・サメ・ナポレオン・マンタ・マンボウ等、
  ヌ〜っと出てきて、そそくさと去っていくので、
バリでは少し、
  キョロキョロしながら潜るくらいでちょうどいいかも。

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ほら、頭の上に大群が・・・。